蠢動

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藩の命令を貫く 剣術師範 原田大八郎-平 岳大

因幡藩の剣術師範。居合の達人。特に突きの技は秀でている。香川や草加らの藩士達に剣術を教えている。特に香川には幼き時から目をかけ、香川の父の仏前にも訪れる間柄である。香川の修行も叶えてやりたいと思っている。寡黙で無骨であるが、香川には「熱くなるな。火の剣ではなく、水の剣になれ。どのような時でも、澄み切った水のような剣、水のように澄みきった心でなければならぬ」と話している。荒木の息女の咲江を娶り、五歳の子、市之介がいる。


平 岳大 1974年、東京都生まれ。
海外で学び、外資系企業に勤務後、27歳で俳優に転身。2001年、舞台「鹿鳴館」で俳優デビュー。その後、「明日の記録」(2006年)で映画デビュー。近年の主な映画出演作は、「一命」(2008年)、「相棒劇場版II・警視庁占拠!特命係の一番長い夜」(2010年) 、「SP劇場版・野望編」( 2010年) 、「SP劇場版・革命編」(2011年)「逆転裁判」(2012年)、「悪の教典」(2012年)、「のぼうの城」(2012年)等がある。

藩の存続を貫く 城代家老 荒木源義-若林 豪

藩主の石田吉秦に代り、すべてを担う城代家老。自ら「藩の為、いや、民の為」と言うとおり、常に人を思う温和な性格。以前に、藩士の香川廣樹の父親が、藩の為に切腹したことも、武士として立派な行為であったと常に思っている。外様であるが故に、幕府から剣術指南役の松宮を受け入れざるを得なくなり、その松宮が藩の内情を調べていることを知り、苦慮している。さらに、近々に幕府よりの使者の西崎の来訪があるとの報告を受け、松宮と西崎を対面させてはならない状態になる。藩のトップとして、大きな決断を下す時が来る。


若林 豪 1939年、長崎県生まれ。
新国劇、島田正吾氏の直弟子としてデビュー。主な映画出演作は、「人間標的」(1970年)、「暁の挑戦」(1970年)、「蒼ざめた日曜日」(1972年)、「百万人の大合唱」(1972年)、「ルバング島の奇跡・陸軍中野学校」(1974年)、「樺太1945年夏・氷雪の門」(1974年)、「赤穂城断絶」(1978年)、「二百三高地」(1980年)等があり、近年の映画出演作には「HESOMORI・ヘソモリ」(2012年)等。また、主なテレビ出演作は、「Gメン75」シリーズ(1975年~83年)、「徳川家康」(1983年)、「独眼竜正宗」(1987年)、「翔ぶが如く」(1990年)、「赤い霊柩車」シリーズ(1992年~現在)、「天地人」(2009年)、「温泉若おかみの殺人推理」シリーズ(2003年~現在)等がある。

公儀への忠誠を貫く 剣術指南役 松宮十三-目黒 祐樹

公儀(幕府)より因幡藩に遣わされた剣術指南役。柳生新陰流の使い手。礼節を重んじ、剣術は精神だと考えている。藩士の草加には「技は手段だ。心だ。心で勝て」と説いている。しかしながらも、公儀より別命を受けており、因幡藩が武家諸法度に違反がないかを探る為、時に国境近くまで、隠し田、隠し蔵がないかを調べに行く。この綿密な調べの結果を記した書状を公儀に送ろうとし寺男に預ける。が、舟瀬の配下の者に奪い取られ、荒木に知られることとなる。松宮自身はそのことを知らずに、公儀の使者との対面を待っている。


目黒 祐樹 1947年、東京都生まれ。
6才で子役として映画デビュー。嵐寛寿郎氏、大河内傳次郎氏、市川右太衛門氏、片岡千恵蔵氏らと共演。十数本の映画に出演後、東映初の連続テレビ映画「風小僧」の主演を最後に学業に専心。米国のハワイ州セントルイス高等学校及びマサチューセッツ州ボストン大学演劇学科で学び帰国。1969年、歌手として、また同時に映画「太陽の野郎ども」で主演デビュー。1980年公開ハリウッド作品「将軍・SHOGUN」ではエミー賞最優秀助演男優賞にノミネートされる。主な映画出演作は、「華麗なる一族」(1974年)、「里見八犬伝」(1983年)等。近年は、映画「獄に咲く花」(2010年)、ミュージカル「アニー」(2006年~2013年)等がある。

藩への忠義を貫く 城代家老付用人 舟瀬太悟-中原 丈雄

城代家老の荒木の用人。藩の用人ではなく、私設秘書でもあり、参謀的な存在。舟瀬を一言で表すならば、インテリジェント・プロフェッショナル。登場時には、荒木の従者のように見えるが、藩内の情報を配下の者に収集させている。前半、荒木に自分の情報解析の甘さを詫びてから、冷静に、次なる手、次なる手を打っていき、荒木に闊達に自分の意見を述べる。この「申し訳ございません」の詫びの一言を境に舟瀬の頭脳がフル回転していく様は見もの。端的な話し方、一言一句を選びながらの話し方にも、舟瀬の明晰な頭脳がみられる。


中原 丈雄 1951年、熊本県生まれ。
劇団未来劇場にて数多くの舞台を踏み、「おこげ」(1992年)で映画デビュー。主な映画出演作は、「絆」(1998年)、韓国映画「青燕」(2005年)、「レイン・フォール」(2009年)、「ナイト・トーキョー・デイ」(2009年)、「ワイルド7」(2011年)、「聯合艦隊司令長官・山本五十六」(2011年)、「アウトレイジ・ビヨンド」(2012年)、「ばななとグローブとジンベエザメ」(主演・2013年)等。主なテレビ出演作に、「白い巨塔」(2003年)、「どんと晴れ」(2007年)、「白洲次郎」(2009年)、「絶対零度」(2010年)、「おひさま」(2011年)、「リーガル・ハイ」(2012年)等がある。

公儀の威信を貫く 公儀の使者 西崎隆峰-栗塚 旭

公儀(幕府)からの使者。外様藩に対しては容赦なく、因幡藩にも剣術指南役として松宮を遣わし内偵させる。今回の因幡藩への来訪も松宮の情報を得て、場合によっては改易、取り潰しも考えている。荒木との面談の折、因幡藩においては城代家老職を荒木家が代々世襲していることについても言及する。「月は満ちても、欠けていくもの」と荒木に言い放ち、外様藩の命運はすべて公儀が握っていることを誇示する。公こそが正義であると確信している。


栗塚 旭 1937年、北海道生まれ。
1957年、毛利菊枝が主催する劇団くるみ座に入団。「ベニスの商人」などの舞台に出演する一方、1965年、テレビ「新選組血風録」で土方歳三役を演じた。主な映画出演作は、「土方歳三・燃えよ剣」(1966年)、「二人日和」(2004年)、「小津の秋」(2005年)、「TAKAMINE・アメリカに桜を咲かせた男」(2011年)、「忍たま乱太郎・夏休み宿題大作戦!の段」(2013年)等。主なテレビ出演作に、「われら九人の戦鬼」(1966年)、「俺は用心棒」(1967年)、「風」(1967年~68年)、「燃えよ剣」(1970年)、「暴れん坊将軍」シリーズ(1978年~97年)等がある。

若き藩士への想いを藩の命令を貫く 藩士の姉 香川由紀-さとう 珠緒

香川廣樹の姉。十二年前に父が切腹した後、母も亡くなる。その後、弟の廣樹と共に生きてきた。その時に世話になったのが木村家の人々。まもなく春には、木村家の一浩と祝言をあげることになっている。熱い廣樹の性格を受け入れているが、たえず心配している。時には「廣樹は真っ直ぐすぎます」と注意する一面もある。剣術修行を目指す香川と、祝言をあげる木村の為に、神代神社のお礼を授かり、手製のお守り袋に入れて渡す。


さとう珠緒 1973年、千葉県生まれ。
15歳の時、第2回ミス・アクションオーディションで準グランプリを受賞。テレビ「超力戦隊・オーレンジャー」(1995~97年)にレギュラー出演。主な映画出演作は、「演歌の花道」(1997年)、「釣りバカ日誌13~15話」(2002年~2004年)、「希望ヶ丘夫婦戦争」(2009年)、「刺青・匂ひ月のごとく」(2009年)、「交渉人・堂本零時」(2011年)等。主なテレビ出演作は、「ナースな探偵」(2009年)、「お熱いのがお好き?」(1998年)、「つぐみ」(2000年)等がある。

己の意志を貫く 若き藩士 香川廣樹-脇崎 智史

因幡藩々士。十二年前の父の切腹により、剣術が強くなることがすべてと考えている。自ら「刀を体の一部として使い、素早く動き、素早く斬ることが大事だ」と言っているとおり、その剣術も勝つ為には手段を選ばない、火の剣。藩が父を切腹に追い込んだと思い、他藩での剣術修行を強く望んでいる。他の藩士達とは話そうともしないが、唯一、木村には心を開く。寒稽古の際、荒木や松宮、舟瀬たちの前で、藩士の草加に足をかけて倒し、木刀を喉に突きつけたことから、大きな波紋を呼ぶことになる。


脇崎 智史 1983年 東京都生まれ。
リトルリーグから野球を始め、甲子園常連高校野球部で名プレーヤーとして活躍した他、陸上短距離ではランナーとしても活躍。モデルを経てテレビドラマ「ウォーターボーイズ」で俳優デビュー。主な出演映画作品は、「ゴジラ・FINALWARS」(2004年)、「タッチ」(2005年)、「タイヨウのうた」(2006年)、「ラストゲーム・最後の早慶戦」(2008年)、「ハゲタカ」(2009年)等。主なテレビ出演作は、「仔犬のワルツ」(2004年)「ウルトラセブンX」(2007年)、「内藤太助物語」(2008年)、「非婚同盟」(2009年)、「新撰組・PEACEMAKER」(2010年)等がある。

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